フォームミルクとスチームミルクって何?ドライ・ウェットも合わせて解説

ラテアートをする方や、エスプレッソを扱うお店によく行く方は「フォームミルク」や「スチームミルク」という言葉を耳にすることがあると思います。

「フォームミルクを多めでお願いします!」

「エスプレッソにスチームミルクを注いで…」

などあたかも当然のように専門用語が飛び交います。

でも馴染のない方にとっては正直何を言っているのかよく分からないと思います。とゆうかそれが普通だと思います。

なので今回はフォームミルク・スチームミルクの違い、そしてカフェでオーダーする時に覚えておくと便利なドライフォーム・ウェットフォームについても合わせて解説したいと思います。

この記事を読んで頂くと今までよく分からなかった専門用語、そして曖昧だったミルクの違いについてスッキリ理解することができます!

それでは早速解説していきます。

‹広告›

‹広告›

【エポスカード】

フォームミルクとスチームミルクの違い

まずはフォームミルクとスチームミルクについて解説します。

そもそもフォームミルクとスチームミルクって名前が似ていて、だからよく混同されるんですけど一度しっかり覚えてしまえば簡単です。

  • フォームミルク→エスプレッソマシンでミルクを温める際、空気を含ませて作るきめの細かい泡部分のミルクのこと。
  • スチームミルク→泡部分の含まない蒸気で温められたミルクのこと。

分かりにくい方の為にもっと簡単に説明します。

エスプレッソマシンではミルクを温める際にスチームノズルをミルクに突っ込みそこから出る蒸気の熱でミルクを温めます。

その際にミルクに空気を含ませてできる泡部分のものをフォームミルクといい、その他の泡の含まれない温められたミルクをスチームミルクを呼びます。

なので温められたミルクピッチャーの中のミルクは上部の泡の部分のフォームミルクと下部の温められたスチームミルクの二層になります。

要するにミルクの泡とミルクと覚えてもらって大丈夫です。

でも何故わざわざミルクに空気を含ませてフォームミルクを作るのか?それは次の項目で説明していきます。

カフェラテとカプチーノの違い

それではフォームミルクとスチームミルクの違いは分かったけど、でもどうしてただミルクを温めるだけじゃなく、わざわざ空気を含ませたフォームミルクの作るのか?

それはフォームミルクとスチームミルクの割合でカフェを区別しているからです。

一番分かり易いのが「カフェラテ」と「カプチーノ」です。

カフェラテとカプチーノはどちらもエスプレッソにミルクを注いで作るカフェになります。

でもそれだと同じカフェになりますが、その違いはカップに注ぐフォームミルクとスチームミルクの割合によってこの二つを区別しています。

  • カフェラテ…フォームミルクとスチームミルクの割合が1:9
  • カプチーノ…フォームミルクとスチームミルクの割合が1:1

このようにフォームミルクとスチームミルクの分量を使い分けて色々なカフェが作られています。

なのでフォームミルクが作られている理由にはこういった側面もある訳です。

ドライフォーム・ウェットフォームとは?

それでは最後に「ドライフォーム」と「ウェットフォーム」についても解説しておきたいと思います。

覚えておくとカフェでオーダーをする際にも便利なので頭に入れておきましょう。

先ほどフォームミルクの説明をしましたが、

通常よりフォームミルクを多くしたものを「ドライフォーム」、逆にフォームミルクを少なくしたものを「ウェットフォーム」と呼びます。

使い方としては、

通常カプチーノはフォームミルクとスチームミルクの割合が1:1ですが、よりフォームミルクが欲しければ「ドライ(ドライフォーム)でお願いします。」といった具合です。

逆にカプチーノを飲みたいけど今日はそんなにフォームミルクは要らないなとなれば「カプチーノをウェット(ウェットフォーム)気味にできますか?」といったように使います。

(体感的にウェットはあまり聞きませんがドライは耳にすることが多いです)

自分はあまり使ったりはしませんが、言葉として覚えておくといいと思います。

それでは今回はこの辺で、また他にもコーヒーに関する記事を色々書いているので興味があれば是非読んでいって下さい。

‹広告›

‹広告›

韓流観るなら<U-NEXT>

Follow me !

この記事を書いた人

norino
norino
barista/cafe
普段はエスプレッソ専門。自宅ではハンドドリップ、フレンチプレス。
自身の知識と経験から特に初心者~さんにコーヒーの楽しみ方をお伝えしていけたらと思っています。