「カフェ・マキアート」と「ラテ・マキアート」の作り方やその違いをバリスタが解説

今回は間違えやすいメニューとして、
「カフェ・マキアート」と「ラテ・マキアート」についてその作り方と違いを解説していきます。

特にカフェ・マキアートは多くのカフェで見かけますが、ラテ・マキアートはあまり聞いた事がないという方も多いのではないでしょうか?

作り方も特に難しいものではないで是非覚えていって頂ければと思います。

それでは早速本題に入っていきましょう!

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カフェ・マキアートとラテ・マキアートの違いとは?

カフェ・マキアートとラテ・マキアートは両方ともエスプレッソショットとミルクを使用したドリンクになります。(カフェ・マキアートはエスプレッソ・マキアートと呼ばれる事もあります。)

そしてその違いは作り方にあります。

【カフェ・マキアート】
→エスプレッソに少量のスチームミルクを注いだもの
【ラテ・マキアート】
→フォームドミルクにエスプレッソを注いだもの

もっと分かり易く説明すると、

カフェ・マキアートはエスプレッソにミルクを注いだもの。

■ラテ・マキアートはミルクにエスプレッソを注いだもの。

このような感じでエスプレッソとミルクを注ぐ順番が逆になっただけになります。

ただその味わいはかなり違うもので、

カフェ・マキアートはエスプレッソ感が強めで、ラテ・マキアートはミルク感の強めのドリンクになります。

その理由はこれから紹介する作り方を見てもらっても分かると思います。

またマキアートとはイタリア語で「染み」を意味しており、この2つのドリンクもエスプレッソにミルクで染みを付けたもの、またミルクにエスプレッソで染みを付けたものという違いがあります。

カフェ・マキアートの作り方

それではこれからカフェ・マキアートの作り方を解説していきます。

まずはこのようにデミタスカップにエスプレッソを1ショット落とします。

そうしたらこのようにスチームミルクを作っていきます。

あとはこのようにミルクを注いで出来上がりになります。

自分にはちょっと濃いめのコーヒーなので砂糖をたっぷり入れて甘くして頂きました。

ラテ・マキアートの作り方

それでは続いてラテ・マキアートを作っていきます。

まずは先ほど同様にエスプレッソを抽出していきます。

ただ今回は後からエスプレッソを注ぐのでカップではなくショットグラスに落とします。

そしたら次にスチームミルクを作っていきます。

ただ先ほどとは違い、今回はモコモコのミルクの泡を多く作ります。

このようにデミタスカップに泡立てたミルクを注ぎます。

後は上からエスプレッソを注いだらラテ・マキアートの出来上がりです。

この際、使用するエスプレッソは半ショット(15ml)とする場合もあります。

なのでカフェ・マキアートと比べて少しミルキーな味わいになります。

今回はエスプレッソを注いだだけでは上手く「染み」を付ける事ができなかったので、こうやって後からクレマをスプーンですくって染みを後付けしましたw

まあまあ、見栄えも大事ですからね。

はい、こちらでラテ・マキアートの出来上がりとなります!

まとめ

それでは今回はカフェ・マキアートとラテ・マキアートの違いと作り方の解説でした。

どちらもカフェラテなどと比べるとかなりエスプレッソが強めになりますので、もし強すぎると感じる場合は砂糖などを入れて甘くするといいと思います。

ちなみにデミタスカップはどういったものがいいか分からないといった方は、今回自分が使用しているもののリンクを貼っておきますので良ければ参考にしてみて下さい。

容量は100mlのちょっと大きめのデミタスカップとなっています。

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それでは最後まで読んで頂きありがとうございます。

また別記事でお会いしましょう!

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この記事を書いた人

norino
norino
barista/cafe
普段はエスプレッソ専門。自宅ではハンドドリップ、フレンチプレス。
自身の知識と経験から特に初心者~さんにコーヒーの楽しみ方をお伝えしていけたらと思っています。