コーヒー豆の一番美味しい飲み頃。焙煎日から何日後？

コーヒー豆は焙煎してから一番美味しい飲み頃があるのを知っていますか？

よく世間では「焙煎したてのコーヒーが一番美味しい」と耳にしますが、実はそれは厳密に言うとちょっと正確な答えではありません。

古いコーヒーは香りも抜けて味も落ちてくるのはその通りですが、だからといって焙煎したてが一番美味しいとは限らないんですよね。

そしてその「飲み頃」はどの抽出方法で飲むかによっても違ってきます。

なので今回は焙煎日から数えて何日後が飲み頃なのか、抽出別にコーヒー豆の飲み頃を紹介していこうと思います。

せっかく美味しいコーヒー豆を買ったなら一番美味しいタイミングで飲みたいですもんね。

これまでお店で焙煎してもらったコーヒー豆を新鮮なうちに早く飲み切らなくちゃ！と思っていた方は特に、この記事を読んで一番美味しい「コーヒー豆の飲み頃」を参考にして欲しいと思います。

焙煎日から「初日～２日目」

焙煎日初日から二日目ぐらいまではまだコーヒー豆の中に炭酸ガスが充満していて、化学反応も活発に行われています。

なので香りや味もまだ不安定な状態にあります。

もちろん飲むことはできますがまだ「飲み頃」ではなくコーヒー豆が落ち着くまで少し待った方がいい時期になります。

ただ炭酸ガスが多く含まれているのでよくCMなどで見るコーヒードームを楽しみたい方は焙煎初日が一番膨らむのでこの時期に淹れるのがお勧めです。

また焙煎したてのコーヒー豆を手に入れたなら初日から数えて香りや味の経過を楽しむのもこの時期の特権でもあります。

焙煎日から「３～４日目」

この「コーヒーの飲み頃」にいつては人によって意見が分かれるものではあるのですが、

自分は焙煎日から３～４日目、このぐらいからが香り高くフレンチプレスやハンドドリップでの飲み頃になります。

コーヒー豆の中のガスはまだ多いですが、豆の状態も少しずつ落ち着いてきて味も安定してきます。

個人的にはここから1４日目ぐらいまでが香りも強く感じられて一番好きな期間です。

焙煎日から「７～１０日目」

エスプレッソで飲むのなら焙煎日から一週間ぐらい経ったこのぐらいの時期が一番の飲み頃になります。

まだエスプレッソの抽出時にクレマが多く抽出される時期ではありますが、香りも強く感じられて個人的にはエスプレッソで飲むのに一番お勧めの時期になります。

逆に焙煎日から二日目ぐらいまでは炭酸ガスが多すぎてエスプレッソで抽出するのには全くお勧めしません。(焙煎初日の豆でエスプレッソ抽出をしてみたらボワッとクレマだらけになるので興味のある方は試してみて下さい。)

１～２か月以内に飲み切る

これまで自分の考えるコーヒー豆の「飲み頃」を紹介してきました。

そしてこの一番美味しいとされる飲み頃も人によって意見が食い違う部分でもあります。

ただコーヒーは個人の好みが一番の正解なのでこの記事を読んで、自分の一番好きな「飲み頃の時期」を見つける参考にしてもらえればと思います。

あと最後にコーヒー豆は焙煎してから保管状態にもよりますが一年は飲めるとされています。

ただ、だからといって古くなるとやはり香りと味は劣化してきますので美味しく飲む為にもなるべく１～２か月で飲み切るのがベストです。

もし良ければこちらの記事も参考にしてみて下さい。

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