ゲイシャコーヒーってどんなもの?バリスタが簡潔に解説。

皆さんのようなコーヒー好きな方なら一度は「ゲイシャ」という名称を聞いた事があると思います。

自家焙煎のお店や、スペシャリティコーヒーを扱っているお店ではこの「ゲイシャ」を出している所も少なくはありません。

でも実はこのゲイシャがどんなコーヒーなのか?

実際はあまり詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか。

なので今回は、今更ちょっと聞きづらい「ゲイシャコーヒーとはどんなコーヒー?」というテーマで書いていこうと思います。

簡潔に要点だけまとめたので、
これだけ覚えておけばもうゲイシャについて【?】と思う事はありません。

それでは早速本題に入っていきましょう!

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ゲイシャとは?

ゲイシャは正確には「ゲイシャ種」の事を指します。

エチオピアが原産でアラビカ種に属する品種の一つがこの「ゲイシャ種」です。

我々日本人にとってゲイシャと聞くとまず「芸者」が思い浮かぶと思いますが、それとは全く関係なくゲイシャは元々エチオピアの「ゲシャ」という地域に自生していた所から名付けられたとされています。

またこのゲイシャは1930年代に発見され1960年代に中南米に渡りましたが栽培が難しく、収穫量も少ない為あまり積極的に生産される事はありませんでした。

ですが2004年の国際品評会のコーヒーオークションでパナマのエスメラルダ農園のゲイシャが歴代落札価格の世界記録を更新した事により、これがきっかけで一夜にして世界中でゲイシャが有名になりました。

原産国であるエチオピアはもちろん、
現在では中南米・パナマを中心に栽培されています。

ゲイシャの特徴

それではゲイシャはどういった特徴を持ったコーヒーなのか?

ゲイシャは柑橘系のようなフルーティーな味わい、ハチミツのような濃厚な甘み、そしてフローラルな香りがその特徴として挙げられます。

味で言えばワインのような芳醇な味わい、
そしてそのフローラルな香りは紅茶のようだと言われる事も多いです。

もしコーヒーのイメージを濃厚で苦いものと思っている方はゲイシャを飲んでみるとその違いに驚くと思います。

ゲイシャコーヒーの楽しみ方

恐らく多くの方はゲイシャは高級なコーヒー豆だと思っているのではないかと思います。

実際にゲイシャ種は栽培が難しく、収穫量も少ない為、多く流通しているコーヒー豆より高値で取引される事が多いです。

自分もコーヒー豆を購入する際にゲイシャを見かける事がありますが他の豆より値段が高いことが多いです。(ただゲイシャと言ってもピンキリなのでゲイシャだからといってそれだけで高いとは限りません。)

なのでちょっと特別な時に飲んだり、贈答用などにも良いと思います。

個人的に飲み方としては、浅煎り~中煎りでブラックで飲むのがお勧めです。

そしてゲイシャの濃厚な酸味と甘みと香りを楽しみたいならハンドドリップがお勧めです。

実際に自分も普段はエスプレッソで淹れる事が多いのですが、ゲイシャを飲む場合はハンドドリップで淹れる事が多いです。

とこんな感じで今回はゲイシャを簡潔に解説しました。

実は自分も普段飲みには勿体なくてあまりゲイシャを買いませんが今回お店の割引券があったので久しぶりにゲイシャを購入してみました。

やはりこのゲイシャならではの上品な香りとフルーティーな味わいは美味しかったです。

もしあなたもまだゲイシャを飲んだ事がなくてこの記事を読んでゲイシャに興味が出たとなったら、是非一度飲んでみて下さい。

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この記事を書いた人

norino
norino
barista/cafe
普段はエスプレッソ専門。自宅ではハンドドリップ、フレンチプレス。
自身の知識と経験から特に初心者~さんにコーヒーの楽しみ方をお伝えしていけたらと思っています。