カフェメニューのロングブラックとは？アメリカーノとの違いも解説。

カフェのメニューでたまに見かけることのあるロングブラック。

いったいどういったドリンクなのかご存じですか？

今回はロングブラックがどういったドリンクなのか、また似たようなアメリカーノとの違いについて解説したいと思います。

一度覚えてしまえば間違えることはありませんので今日このままチャチャっと頭に入れてしまいましょう！

ロングブラックとは？

ロングブラックとはオーストラリアやニュージーランドでよく飲まれるエスプレッソドリンクです。

基本的なレシピとしてはお湯120mlに対してエスプレッソを１ショット注いで作ります。

エスプレッソをお湯で割ったアメリカーノと似たようなドリンクになりますが、

アメリカーノより使用するお湯の量が少ないのでロングブラックはより「香り高い」「しっかりとした」コーヒーになります。

また薄めが良ければリストレット、濃いめが良ければダブルショットなど好みによってエスプレッソの量を調整して作ります。

お湯の量を増やすなど、その辺の分量も臨機応変に対応します。

ロングブラックとアメリカーノの違いについて

先ほどもお話した通り、ロングブラックもアメリカーノもエスプレッソとお湯を割った同様のドリンクになります。

ではこの二つのドリンクの違いは何なのか？

それは作り方の違いになります。

アメリカーノがエスプレッソにお湯を注いで作るのに対して、ロングブラックはお湯にエスプレッソを注いで作ります。

この作り方の違いが両者の大きな違いで、多少なりとも味にも影響を与えます。

アメリカーノは上からお湯を注ぐのでエスプレッソとお湯が均等に混ざります。

ですがロングブラックはお湯の上からエスプレッソを注ぐのでカップの上面の方にクレマやエスプレッソ部分が濃く残ります。

その効果によりロングブラックの方がより香りやコーヒー感を感じることができるものになっています。

レシピとしてはショットグラスからカップにエスプレッソを注ぐ際はなるべく優しく、クレマが壊れないように注ぐのがポイントです。

できるなら画像のようにカップに直接エスプレッソを落とす作り方が一番香り高くロングブラックを作る事ができます。

また作った後はクレマの層がまだ水面に残っているうちに飲んで、その香りとコクを楽しみましょう。

ちなみにショートブラックとは？

そしてロングブラックがあるのならショートブラックもあるのか？と思う方もいると思います。

それがもちろんあります！

ショートブラックとはいわゆるエスプレッソそのものと同じものになります。

こちらもロングブラック同様オーストラリア、ニュージーランドなどオセアニア圏内でよく使われている用語です。

なのでもしカフェメニューでこうしたショートブラックやロングブラックなどを見かけても慌てずにエスプレッソ、アメリカーノみたいなものと理解しましょう。

名称が違うだけでそこまで大きな違いはありません。

それにしてもフラットホワイトなどもそうですが、作り方や地域によって名称の違うものも多いですが覚えてしまえば簡単なので少しずつ知っていくことにしましょう。

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