コーヒー豆が膨らまない原因!モコモコの正体とは?(コーヒードーム)
ハンドドリップコーヒーの大きな魅力の一つ。
そう、それがこのCMなどでも良く目にするお湯を注ぐとコーヒー豆が膨らむ現象(コーヒードーム)ですよね!
家でコーヒーをやろうとしている方の中にはこのモコモコを欲している方も多いのではないでしょうか?
また一生懸命コーヒードリッパーや色々な器具を買い集めて、実際自分でやってみると全く膨らまずにガッカリした方もいるのではないかと思います。
実はあのCMのようにコーヒー豆が膨らむのには色々な条件が必要なんです。
モコモコなコーヒードームを作りたい!
そんな方はこの記事を読んで再チャレンジしてみて下さい、これであなたのコーヒードームが膨らむこと間違いなしです☺
モコモコの正体は炭酸ガス
まずはあのコーヒーの膨らみの正体が何なのかを知っておく必要があります。
実はあのモコモコの正体は焙煎の時に生じるコーヒー豆に含まれる炭酸ガスになります。
コーヒー豆を挽いて、お湯をかけることで粉に含まれているガスが噴き出してあのように膨らんで見えるようになるんです。
次からはコーヒー豆が膨らまない原因を解説していきますが、まずはモコモコの正体は炭酸ガス(二酸化炭素)という事を頭に入れおいて下さい。
コーヒー豆が膨らまない原因
それではこれからコーヒー豆が膨らまない!といった方の為にその原因を解説していきたいと思います。
もしどうしてコーヒー豆が膨らまないか分からないといった方はこの項目をチェックしてみて下さい、
コーヒー豆が古い
まずコーヒー豆が膨らまない一番の原因がこの『コーヒー豆が古い』といったものです。
先ほどモコモコの正体は炭酸ガスと言いましたが、焙煎時にコーヒー豆の中に蓄えられたガスは時間が経過するにつれてどんどん抜けていきます。
なのでもしとにかくコーヒードームを作りたい!ということなら焙煎初日の新鮮なコーヒー豆を使用するとより膨らみがでます。
ただ後述しますが焙煎初日のコーヒー豆が一番膨らみますが、それが一番美味しいか?というとそうとは限らないので注意が必要です。
お湯の温度が低い
お湯の温度が低いと抽出も不十分になりコーヒー豆の膨らみも悪くなります。
またお湯の温度は高ければ高いほどコーヒー豆の反応速度も速くなり、より膨らみがよくなります。
なので沸騰したてのお湯で注ぐと一番コーヒードームが作り易くなります。
ただお湯の温度が高いと雑味などが出やすいので自分は89℃~92℃ぐらいの温度で抽出するのがお勧めです。
浅煎りの豆を使っている
実は深煎り豆の方が浅煎り豆より炭酸ガスが多く含まれています。
その理由はコーヒー豆の焙煎時にこの炭酸ガスが発生するので、より焙煎時間の長い深煎り豆の方が浅煎り豆よりガスが多く含まれることになります。
なのでより大きくコーヒー豆を膨らませたいなら深煎りの豆を使いましょう。
挽き目が粗すぎる
コーヒーの膨らみだけを考えると挽き目が細かい方がより膨らみやすくなります。
これは挽き目が細かい方がお湯とコーヒーの触れる部分が多くなり、その分膨らむ面積が大きくなるというものです。
なのでコーヒードームだけを考えると挽き目を少し細かくしてみるなどしてみましょう。
コーヒー豆の膨らみと味の関係
お湯を注いでコーヒー豆が大きく膨らめば膨らむほど美味しそうに見えるけど、実際はその限りではないという点には注意が必要です。
コーヒーの膨らみは新鮮なコーヒー豆の証ではありますが、あまりに膨らみ過ぎると抽出の邪魔になってしまったりします。
また焙煎から二日目ぐらいまではガスの放出量も多く、コーヒー豆が不安定で味も不安定になりがちになるということがあります。
なので美味しいコーヒーを求めるのならコーヒーの膨らみよりもコーヒー豆が落ち着く焙煎3~4日目ぐらいまで寝かせるのがお勧めです。
そのぐらいならコーヒードームもまだ問題なく膨らみ、香り高いコーヒーを楽しむことができます。
ただそれでもよりよりコーヒー豆を膨らませたい!ということでしたら今回のこの記事のポイントを参考に挑戦してみて下さい。
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