コーヒー豆を計量スプーンで量っている方は要注意!スケールの重要性
あなたはいつもコーヒー豆を計るとき、どうやっていますか?
スケールを使っていますか?
それとも計量スプーンを使って計っていますか?
実は計量スプーンを使って計っている方はちょっと注意が必要です!
今回はそうしたコーヒー豆の計量について、そしてスケールを使う重要性についてお話したいと思います。
そしてもし今現在、計量スプーンを使用している方はこの記事を読んで是非スケールを使用する重要性についても理解して頂ければと思います。
焙煎度合いによってコーヒー豆の重さは変化する
まずコーヒー豆の計量について知っておかなくてはいけないのが、
コーヒー豆は同じ豆でも焙煎度合いによって重さ(グラム)が違うということです。
簡単に説明すると、
コーヒー豆は焙煎すると豆の中の水分が蒸発していき、浅煎りから深煎りになるにつれてコーヒー豆はどんどん軽くなっていきます。
なので色々な豆を計量カップで量っていても実際は全然グラムが違うといったことになってしまう訳です。
グラムが違うと当然抽出されるコーヒーの濃度が違う為、それが毎回違う味になってしまう原因になります。
そして毎回グラムが違うのでいつまで経っても正しい抽出レシピを確立することができません。
コーヒー豆の焙煎度合いの違いによる重さ(グラム)の違いについては別記事に詳しく書いてありますので、興味のある方はこちらを読んでみて下さい。
気温・湿度によって日々コーヒー豆の重さは変わる
先ほど計量スプーンで量るとコーヒー豆によってグラムが違うという話をしました。
でも中には「いつも同じ豆しか使わないから計量スプーンでいいや」と思っている方もいると思います。
でも同じコーヒー豆でも気温や湿度によって実はその質量が変化しています。
湿度が高ければその分コーヒー豆は湿気を吸って重くなります。
わずかな差ではありますが、コーヒーはその0.1グラムの差でも抽出に大きな影響を与える場合があります。
なのでコーヒーの抽出において毎回同じグラムで抽出するというのは最重要なポイントです。
もし少しでも美味しいコーヒーを追求するならやはり毎回スケールで計量することをお勧めします。
コーヒー豆を計る際はスケールを使用しよう
このように計量スプーンでは正確にコーヒー豆を量るのは難しいことを説明してきました。
せっかく自宅でコーヒーを淹れるならやはり美味しいコーヒーを飲みたいですよね。
そして美味しいコーヒーを淹れるには正確な計量というのは必須になってきます。
面倒臭いかもしれませんが、そこはグッとこらえてスケールで量って欲しいと思います。
スケールで量るクセを付ければ特に面倒だとも思わなくなりますよ。
そしてもしスケールを持っていないという方は高額なものやコーヒー専用スケールでなくてもいいので何か一つ持っておくのがいいと思います。
1グラム単位ではなくて0.1グラム単位で量れるものがお勧めです。
タイムモアさんのスケールはタイマーも付いていて人気があります。
特にこだわりが無ければこういったキッチンスケールでも大丈夫です。ちなみに自分はこのタニタのスケールを使っています。
フレンチプレスやハンドドリップ、そしてエスプレッソなどどんな抽出においても正確な計量というのは最低限の必須条件になります。
これから本格的にコーヒーを始めたい、これまで計量スプーンでコーヒー豆を量っていたという方は是非これからはスケールで計量して欲しいと思います。
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