コーヒーの飲みすぎで貧血になる?って本当なのかを解説

今回はコーヒーと貧血の関係について書いていこうと思います。
多くの方は「コーヒーで貧血?」と思うかもしれませんが、
実は普段から貧血気味な方はコーヒーの飲みすぎには注意する必要があります。
また毎日コーヒーを飲んでいる方は貧血かどうかは関係なく頭の片隅に入れておいても良い知識だと思います。
それでは前置きはこのぐらいにして早速やっていこうと思います。
contents
- コーヒーと貧血の関係
- 貧血が気になる方の為のコーヒーの飲み方
- 食事の前後のコーヒーは控える
- 深煎りコーヒーを飲む
- デカフェやカフェインレスを利用するのもお勧め
- まとめ
コーヒーと貧血の関係

それではコーヒーと貧血とはどのような関係があるのか?
それはコーヒーに含まれているタンニンという成分によるものになります。
タンニンはコーヒー以外にも緑茶や紅茶などにも含まれる成分で鉄の吸収を阻害します。
なのでコーヒーを飲みすぎると鉄分の吸収が阻害されて鉄欠乏性貧血を起してしまうという訳です。
なので普段から貧血気味で毎日コーヒーを飲むという方はもしかしたらその日々のコーヒーが原因の可能性もあります。
またカフェインも鉄の吸収を阻害するのでコーヒーはタンニンとカフェインのダブルで鉄分の吸収という点では良くないという事になります。
ではどのぐらいのコーヒーなら大丈夫なのか?というと、
多くても一日2~3杯ぐらいに抑えておくのが良いと言われています。
貧血が気になる方の為のコーヒーの飲み方

それでは貧血気味の方はコーヒーを全く飲んではいけないというのは酷な話ですよね。
なのでここではなるべく貧血を起こさない為に気を付けるべき飲むタイミングやお勧めの飲み方を紹介していこうと思います。
少し気を付けるだけでも違ってきますので、貧血気味な方は頭に入れておくと良いと思います。
食事の前後のコーヒーは控える
先ほどコーヒーに含まれるタンニンの働きによって鉄分の吸収が阻害されると説明しましたが、なので食事の前後のコーヒーは避けるのがお勧めです。
食事中や食事の前後にコーヒーを飲むとせっかく食事で摂った鉄分が吸収されにくくなります。
目安としては食事の30分~1時間程度、間を開けると良いとされています。
深煎りコーヒーを飲む
コーヒーによる貧血への影響が気になる方は「深煎り」のコーヒーを飲むのをお勧めします。
タンニンは焙煎が長いほどその成分が失われていきます。
また同じようにカフェインも焙煎が深いほど少なくなります。
なので浅煎りコーヒーより深煎りコーヒーの方がタンニンとカフェインの両方が少なくなりますので貧血気味な方はコーヒーを飲む時は深煎りを選ぶと良いです。
デカフェやカフェインレスを利用するのもお勧め
タンニンとカフェインが鉄の吸収を阻害するので、デカフェやカフェインレスを飲むのもお勧めです。
ただデカフェやカフェインレスは100%カフェインが除去されている訳ではないのでその点は注意が必要です。
完全にカフェインが入っていないものを選ぶとなると「ノンカフェイン」と表記されているものを選ぶようにしましょう。
詳しくはこちらの別記事を読んでみて下さい。
まとめ

このように貧血気味な方はこのコーヒーに含まれるタンニン、そしてカフェインに気を付けて飲む必要があります。
ただ先ほど書いた通り、少し飲み方を変えるだけでも少しですが自分自身で気を付ける事ができます。
コーヒー以外にも言えますが一番は「飲み過ぎない」ことですので、
適量を守って日々のコーヒーライフを楽しんで頂ければと思います。
デカフェの選び方が分からないという方は、このようにデカフェを専門で扱っている所もあります。
もし興味のある方は覗いてみて下さい。
それでは今回はこの辺で、また他にもコーヒーに関する記事を沢山書いていますので気になる記事があれば是非読んでいってみて下さい。
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