スチームミルクの失敗例、また理想のスチームミルクを作る上でのポイント
この記事はスチームミルクに関する記事になりますが一つ前の記事、
こちらの続きとなっていますので、スチームミルクに関してもっと上手になりたい!と思っている方は合わせて読んでみて下さい。
スチームミルクは本当に難しいので頑張りましょう!
それでは今回の記事の本題「スチームミルクの失敗例、また理想のスチームミルクを作る上でのポイント」に入っていきたいと思います。
画像を多めにスチームミルクに失敗した例を挙げていくので自分の失敗と見比べて「何が原因で失敗したのか」の参考にして頂ければと思います。
そして理想のスチームミルクを作るポイントもお伝えしていきます。
ラテアートが上手くいかないけど「何が原因かわからない」といった方はこの記事を読んで少しでも悩みが解消されればと思います。
スチームミルクの失敗例
これからスチームミルクの失敗例を挙げていこうと思います。
ラテアートで上手くいかない時、だいたいの場合スチームミルクの出来が良くない時が多いです。
でも初心者の方は失敗した時、スチームミルクが悪かったのか、それとも自分の注ぎが良くなかったのか判断つかないと思います。
なのでこれからスチームミルクの失敗例を二つ上げるので、スチームミルクが良くないとどんな感じのラテアートになるかを見て欲しいです。
そして自分のラテアートと比べてみて欲しいと思います。
空気が入り過ぎている例
スチームミルクに空気が入り過ぎて泡がモコモコになると、このように注ぎの時にミルクの流れが起きにくくボテッとしたラテアートになります。
細かい柄や繊細な線を出したい場合などはこうしたフォームミルクは向いていません。
- ミルクが全く流れない
- レイヤーが入らない
- 注いだら一気に真っ白なミルクが広がる
こういった風になってしまう方は注ぎ方の問題もあるかもしれませんが、そもそものフォームミルクの量が多い可能性もあります。
実際に飲んでみたり、スプーンでめくってみたりして一度作ったミルクの状態を確認してみて下さい。
ただ繊細な美しいラテアートに向いていないだけであって、カフェとして間違っている訳ではないのでそこは勘違いしないように注意です。
敢えてフォームミルクを多く作るカプチーノや、もっとフォームミルクが欲しければドライが好みの方もいます。
空気が十分に入っていない例
この画像は自分の注いだものではないですが、これは明らかに空気が十分に入っていない例になります。
フォームミルクがしっかりと作られていないので輪郭もハッキリしないですし、流れ過ぎてコントロールができずに形を作ることができていません。
- ミルクが流れ過ぎて形にならない
- 細い線しか描けない
- ミルクが全く乗らない
このような感じなってしまいがちな方はもう少し空気を入れてフォームミルクを多めに作ってみましょう。
理想のスチームミルクを作るポイント
ここまで失敗例を二つみてきました。
どのぐらいのフォームミルクを作れば一番ラテアートがし易いかは人に寄るので自分にとって一番描き易いフォームの量を探してみて欲しいと思います。
それに加えてここではフォームの量とは別に理想のフォームミルクを作るのに必要なポイントをお伝えしようと思います。
どんな点に気を付けてスチームミルクを作ればいいのか頭に入れておきましょう。
攪拌の時間をなるべく多く取る
まず一番大切なのは空気を入れた後の攪拌の時間をなるべく長く取ることです。
攪拌の時間が長ければその分細かい、テカテカのスチームミルクを作ることができます。
ポイントは二点です。
- なるべく早く空気を入れ終えて攪拌の時間を多く取る
- 攪拌中に空気が入らないように注意
後は最後スチームノズルを抜く際にも急いで空気が入ってしまわないように気を付けましょう。
温度を高くし過ぎない
もう一点大切なのが「温度を高くし過ぎない」ということです。
ミルクは70℃を超えてくると膜が張ってきたり重くなってきてしまいます。
なのでスチームミルクを作る際はピッチャーに手を添えて温度を確認しながら作ります。
その手に伝わってくる感覚でどのぐらいが一番いい温度なのかは実際に飲んで、色々試してみて欲しいと思います。
ラテアートに適した温度でいうと私たち日本人の感覚で「ぬるい」と感じる温度です。
自分は熱めのラテが好きなのでついいつも熱めにしてしまうのですが、流れるミルクを求めるならやはりぬるめにすると上手くいく場合が多いです。
まとめ
ラテアートをする人にとってこのミルク作りは永遠の課題です。
失敗するのは怖いですが、
空気を多く入れてみたり少なくしてみたり、温度を高くしてみたり低くしてみたり。
色々と自分で試して一番ラテアートのしやすいミルク作りに挑戦してみて欲しいです。
この記事では実際の失敗例を挙げて分かり易く説明してみたつもりですが、自身のラテアートを比較してどうしたらいいかの参考になればと思います。
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