ソリススカラプラス(SK1661)の挽き目の目安・調整のポイントを現役バリスタが紹介。
今回は自分もメインで使っているソリスグラインダー・ソリススカラプラスの挽き目の目安を紹介したいと思います。
今年の5月にこのグラインダーを買ってほぼ毎日、7か月間使ってきました。
美味しいコーヒーを淹れるのにはこの挽き目調整が非常に重要です。
ですがコーヒーを始めたばかりの方にとっては正解の抽出の基準も分からないと思いますし、中々0からやるのは難しいですよね。
なので今回は自宅で淹れることの多い三種類の抽出方法での挽き目を紹介します。
豆の焙煎度合い、状態によって多少の挽き目調整が必要ですが少しでも皆さんの参考になればと思います。
このグラインダーは性能・コスパ面で非常に有能なのでもし電動ミルで何を買おうか迷っている方は是非候補に入れて良いと思います。
数杯淹れるぐらいならお店で使っても良いぐらいだと思っています。
もし気になる方は別記事でレビューをしていますので良ければこちらも読んでみて下さい。
それでは重要な要点をまとめてお伝えするので早速見ていきましょう!
フレンチプレスでのお勧めの挽き目
■お勧めの挽き目 16~17
(説明書推奨の挽き目16~21)
フレンチプレスでは粗挽きを推奨している方もいますが自分は中挽き派です。
個人的には粗挽きだと薄く感じてしまい、中挽きにする事でしっかりとコクを感じる事ができます。
自分はしっかり目の抽出が好きなのでフレンチプレスの場合は焙煎度合いは関係なく16にする事が多いです。
逆にこれより細かくすると粉っぽくなってしまったり、狙った抽出から外してしまうこともあるので注意が必要です。
ハンドドリップでのお勧めの挽き目
■お勧めの挽き目 15~16
(説明書推奨の挽き目11~15)
ハンドドリップでも何度も淹れていますが基本は16でやっています。
自分はv60で淹れる事が多く、それでも16ぐらいで丁度良い感じなので説明書推奨の11~では少し細かすぎるのではないかと思っています。
浅煎りの豆を使用する場合で抽出が早いと感じるなら14~15ぐらいの幅で調整してもいいかもしれません。
他の抽出方法、フレンチプレスやエスプレッソよりもハンドドリップの挽き目はある程度自由が利くのでご自身の淹れ方で色々と試してみて欲しいです。
使用するドリッパーと淹れ方で挽き目もだいぶ変わってきます。
エスプレッソでのお勧めの挽き目
■お勧めの挽き目 1~3
(説明書推奨の挽き目1~5)
これは自分が使用しているデロンギデディカアルテで別売りのボトムレスフィルターを使っての基準の挽き目になります。
それでも他の家庭用エスプレッソマシンの挽き目にも十分参考になると思います。
ただデディカアルテ付属の増幅弁付きのポルタフィルタを使っている方は注意が必要で、その場合の挽き目は5~6が良いと思います。
もしデロンギ製品の家庭用エスプレッソマシンを使ってラテアートをしたいと考えている方は別売りのボトムレスフィルターを購入するのがお勧めです。
エスプレッソの抽出に関しては他のフレンチプレスやハンドドリップより挽き目調整が繊細で難易度がグッと上がります。
自分も同じ豆でも気温や湿度などでミリ単位で目盛り調整しています。
自分の環境でいうと基本2に合わせていて、浅煎りの場合は1よりに、深煎りの場合は3よりに調整するようにしています。
その辺は経験もあるのでとにかく沢山のコーヒーを淹れて失敗しながらやってみて欲しいと思います。
と、ここまで自分が普段どのぐらいの挽き目でコーヒーを淹れているかご紹介してきました。
文字で説明するのは非常に難しいですが、少しでも参考になればと思います。
また挽き目の調整は自分のコーヒーの好みによっても変わりますのでこの記事の基準を頭に入れてご自身でも色々と試してみて下さい!
それでは最後に今回解説したソリススカラプラスの紹介になります。購入を考えている方は是非こちらからチェックしてみて下さい。
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