コーヒーカップを温める重要性。美味しいコーヒーを淹れる為のポイント。
norino
皆さんはコーヒーを淹れる際にコーヒーカップやマグカップを温めていますか？
当然温めている！という方もいれば、
もしかしたら「カップを温める」ということ自体を考えたこともない方もいるかもしれません。
今回はそうした【カップを温める重要性と温め方】についてお話したいと思います！
コーヒーにとって「温度」は非常に大切な要素です。
なのでその温度管理も美味しいコーヒーを淹れるのに必要なスキルになってきます。
あなたもコーヒーを飲んでいて経験あると思いますが、温かいコーヒーも時間が経って冷めていくにつれて味と香りもどんどん変化していきます。
もしかしたら冷たいカップに注いでいる時点でコーヒーの一番美味しい地点をすでに逃してしまっているかもしれません。
そんな事にならないように、今回一緒にカップを温める重要性について見ていきましょう。
この記事を読んだら恐らく今日からきちんとカップを温めて飲もう！と思うようになるはずです！
contents
「湯煎」でカップを温める
お店などではカップウォーマーやエスプレッソマシンの上などに置いてカップを温めていますがほとんどの家庭にはそうしたものはないと思います。
なのでカップを温めは湯煎(湯せん)でやっていきます。
やり方はコーヒーを淹れる為に沸かしたお湯を熱湯の状態でカップの中に注いでしばらく置くだけです。
コーヒーを淹れている間温めておいてサーバーから移す時にカップお湯を捨ててコーヒーを注ぐ感じです。
カップに直接ドリッパーを置いて抽出する方は軽くカップを湯通しするだけでもかなり違います。
(正確ではありませんが、カップを温める前)
↓
(湯煎後・計っている間にカップが冷えましたがだいたい50℃ぐらいを指していました)
特に冬場は思っている以上にカップが冷えているのでカップを温めていないと熱湯を注いでもすぐにぬるくなってきます。
また冷えたカップでコーヒーを飲むと先に冷えたカップが唇に触れる事になるので一口目の印象がかなり違ってきます。
なので美味しいコーヒーを飲もうと思ったら面倒くさがらずにこのカップを温めるという作業を行いましょう。
エスプレッソを淹れる際にも抽出前に抽出口からのお湯でカップを軽く湯煎するだけでもかなり違います。
エスプレッソの場合は湯煎した後にカップの中の水滴をふき取らないとエスプレッソがぼやけてしまうので注意が必要です。
カップを温めるメリット
それではカップを温めるメリットについて話していこうと思います。
ちなみにカップを温めるデメリットについても考えてみましたが「ひと手間増える」というぐらいしか思いつきませんでした(^-^;
なので美味しくコーヒーを飲む為にもこの「ひと手間」は是非やっていきましょう。
コーヒーが冷めづらくなる
カップを温める一番のメリットはこれです！
コーヒーの飲むのに一番適切な温度は６８℃～７０℃と言われています。
これを冷えたカップにドリッパーをセットして直接抽出したとしても出来上がりの温度はすでに７０℃台。場合によっては６０℃台にまで下がっている場合があります。
画像は湯煎後に写真を撮ったり抽出までに時間がかかってしまったので70℃を切ってしまいましたがすぐに抽出すれば70℃台で抽出できました。
カップを温めてこの温度なので冷たいままのカップならもっとぬるくなっていたに違いありません。
一回サーバーに抽出してさらにカップに注ぐ作業をしたとしたらさらに温度を下げてしまうことになります。
なので一番美味しい温度で長くコーヒーを楽しむ為にも必ずカップは温めておきましょう。
カップを温めておくと当然保温性も上がるので冷めるのも緩やかになります。
コーヒーが香り高くなる
コーヒーは冷めると香りも落ち着いてきてしまいます。
淹れたてのコーヒーはいい香りがしますよね、あれです！
料理でも冷たい料理より温かい料理の方が香りが高いのと一緒で、コーヒーもそれと一緒な訳です。
またコーヒーを抽出している時は良い香りがするのにカップに注いでいざ飲んでみたらそこまで香り高くないのはカップが冷えているのが原因かもしれません。
せっかくコーヒーを飲むなら冷たいカップではなく、ちゃんと温めたカップで美味しいコーヒーを頂きましょう。
まとめ
自分も家でコーヒーを飲む時、面倒くさくて冷たいカップで飲んでいた時期がありました。
でも一口目のカップの冷たさや、ドリップコーヒーを淹れた際の「ぬるさ」が気になり始めてからちゃんとカップを温めるようにしました。
ちょっとした手間ですがこの「カップを温める」という作業にはそれ以上の価値があります。
もしこれまでカップを温めていなかった方は、これからは是非カップを温めて淹れてみて下さい。
それだけで間違いなく一段階美味しくなりますよ！
それでは他にもコーヒーに関する記事を沢山書いていますので良ければ他の記事も読んでいってみて下さい。
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