【完全版】お店でのコーヒー豆の選び方をバリスタが教えます。

お気に入りのカフェでコーヒー豆を買おうと思って陳列棚をみてみると、
『沢山種類があり過ぎてどれを選んだらいい分からない!』
と、こんな風に思った事のある方は多いと思います。
今回はそんな方の為に自分がいつもどんな風にコーヒー豆を選んでいるかを教えたいと思います。
勿論これが正解といったものはありませんが、見るべきポイントは限られているのでコーヒー豆の選び方の一つの基準として参考にして頂ければと思います。
主にコーヒー豆を選ぶ時に見る重要ポイントは4つあります。
そして最後には初心者の方へ向けたアドバイスもありますので、是非最後まで読んでいって貰えればと思います。
ちょっと長い記事になりますがコーヒー選びに困っている方はこの記事を読むことでコーヒー豆選びのポイントを理解する事ができます。
それでは早速本編に入っていこうと思いきましょう!
<コーヒー豆の選び方のポイント>
産地(国)

コーヒー豆を買う時に一番始めに見るのは産地、つまりどこの国のコーヒー豆なのかを見ます。
コーヒー豆は産地によってその土地特有の特徴があります。
野菜やフルーツでも産地によって味が違いますよね。
またお肉でも例えばアメリカ産の牛肉より国産の牛肉の方が柔らかくて脂身が甘いといったようなイメージがありますよね。
それと同じようにコーヒー豆も作られる土地や気候、標高などによって味や香りが変わってきます。
なのでまずはどこの国のコーヒー豆なのかを見ます。
慣れてくると産地だけで「こんな味や香りかな?」とある程度予想する事ができるようになってきます。
そしてその時の飲みたいコーヒーに近い特徴を持った産地のコーヒー豆を選んでいきます。
また自分の場合はまだ飲んだことのない産地のコーヒー豆があればとりあえず一回は飲んでみるようにしています。
とは言っても多くの方は産地の特徴など分からないと思いますので興味の惹かれた国のコーヒー豆から選んで実際に飲んでみるといいと思います。
そしてそれを繰り返していく内にこの産地の豆はこんな感じかなと段々と自分の中でのイメージが出来上がっていくと思います。
焙煎度合い

コーヒー豆の選び方のポイントの二つ目は【焙煎度合い】です。
焙煎度合いは細かく分類するとライトローストからイタリアンローストまでの8段階に分かれていますが、今回は【浅煎り・中煎り・深煎り】と大きく3つの分類に分けて話していこうと思います。
- 浅煎り➡キレのある酸味や香りが特徴
- 中煎り➡酸味やコク・苦味のバランス
- 深煎り➡コクや苦味などが際立つ
それぞれの焙煎度合いの特徴を簡潔に表すとこのような特徴になっています。
焙煎度合いはコーヒーの味や香りに一番影響を与える要素です。
なので自分の好みの焙煎度合いがどのぐらいなのかを把握しておくといいと思います。
お勧めはどれかと聞かれると難しいですが中煎りの豆を買っておくとその豆がどんな特徴なのかが分かり易いと思います。
ただやはり実際に飲んでみて自分で味や香りを確かめてみるのが一番です。
自分の場合はコクのあるコーヒーが好きで、エスプレッソで淹れる事がほとんどなので中煎り~深煎りの豆を選ぶ事が多いです。
逆に酸味系のコーヒーが好きなら浅煎りの豆を選んでハンドドリップで淹れるとそのコーヒー豆の特徴を存分に引き出す事ができます。
このように、どんなコーヒーを淹れたいかによってどの焙煎度合いのコーヒー豆を買うかを見ていきます。
精製方法

コーヒー豆の選び方のポイントの三つ目は【精製方法】になります。
精製方法とはコーヒーの実からコーヒー豆を取り出して熟成・乾燥させていく過程の事になります。
自分達が飲んでいるコーヒー豆はコーヒーの実の種の部分になります。
なのでまずはコーヒーの実から果実を取り除く必要があります。
そして種子の部分を取り出して、それを乾燥させていくことで自分達が飲んでいるコーヒー豆が出来上がります。
精製方法に関して詳しく解説するとそれだけでかなり長くなってしまうのでここでは割愛しますが、精製方法は現在大きく4つの方法が取られています。
- ウォッシュド
- ナチュラル
- ハニープロセス
- アナエロビック
それぞれの精製方法がコーヒー豆の味や香りに与える特徴を簡単に解説すると、
- ウォッシュド➡スッキリとしたクリアな味わい
- ナチュラル➡果実感や芳醇な味わい
- ハニープロセス➡ウォッシュドとナチュラルの中間のような味わい
- アナエロビック➡果実感や芳醇さに加えて特徴的なフレーバーを持つ
このような感じになります。
難しいですよね、一度ではピンとこないし覚えられないと思います。
なので今ここで精製方法まで細かく理解しようとすると大変なので、
ウォッシュドはスッキリとしたクリアな味わい。
ナチュラル・ハニープロセス・アナエロビックは果実感や芳醇な香りや味わいを感じる事ができる。
と、このように大きくイメージしておくといいと思います。
コーヒーは苦いものと思っている方はナチュラル製法で精製されたコーヒーを飲むとワインのような芳醇さにビックリするかもしれません。
なので今まで精製方法まで見ていなかったという方は是非、精製方法までチェックするようにしてみて下さい。
ちなみにこの精製方法に関しては現在でもどんどん新しい方法が開発されています。
コーヒー豆の鮮度(焙煎日)

ここまではコーヒー豆の味や香りを形づくる産地、焙煎度合い、精製方法について話してきました。
そしてコーヒー豆の選び方のポイントの最後の4つ目は【鮮度】になります。
コーヒー豆は生鮮食品なのでその鮮度も非常に重要になってきます。
なのでもし焙煎日は記載されている場合は必ずチェックするようにして下さい。
焙煎したての方が美味しいとは一概には言えませんが、基本的に焙煎日から1週間~1か月ぐらいが飲み頃になります。
コーヒー豆は焙煎から時間が経過するにつれてガスと共に香りも一緒に抜けていってしまいます。
なので自分達、一般人が何日にも分けて飲む場合はなるべく新しいコーヒー豆を選ぶようにしましょう。
もし焙煎日が書かれていない場合は店員さんに聞いたら教えてくれるかもしれませんのでそこは勇気を持って聞いてみましょう。
そしてできればコーヒー豆はそうした焙煎日まで記載している、自家焙煎のお店で買うのがベストです。
お店によっては焙煎日から2~3か月経ったコーヒー豆を普通に販売している所も多いです。
せっかくなら新鮮で香り高く美味しいコーヒーを飲みたいですよね!
初心者の方へのアドバイス

長くなりましたがこれまで自分がどのようなポイントに気を付けながらコーヒー豆を選んでいるかを解説してきました。
難しい部分もあったかと思いますが、ザっとしたイメージだけでも持ってもらえていたら嬉しいです。
それでは最後にコーヒー初心者さんの為にコーヒー豆選びのアドバイスを話して終わりたいと思います。
是非参考にしてみて下さい。
まずはシングルオリジンを飲んでみる
そのお店のお勧めのブレンドもいいですが、初心者の方には特に色々な国のシングルオリジンのコーヒー豆を飲んでみて欲しいです。
そうするとその産地のコーヒー豆の特徴が少しずつ理解できるようになってきます。
そうやって色々な国のコーヒー豆を飲むことでコーヒーへの理解度も増していってもっとコーヒーが楽しくなってくると思います。
自分もそうやって自分で色々な産地のコーヒー豆を飲んできましたし、今でも珍しい産地のコーヒー豆があると積極的に飲んでみることにしています。
店員さんにお勧めを聞いてみる
少し勇気がいるかもしれませんがどのコーヒー豆が良いか悩んだ時は是非店員さんに相談してみて欲しいです。
そうしたコミュニケーションもカフェでの楽しみの一つですからね。
自分も目新しいコーヒー豆があると「どんな感じなんですかね?」と聞いたりしています。
するとだいたいの店員さんは色々と詳しく教えてくれます。
なのであまりコーヒーの事に詳しくないから恥ずかしいなんて思わないで、そんな方こそむしろ店員さんと話してみるのをお勧めします。
それではこの記事が少しでもあなたのコーヒー豆選びの参考になっていれば思います。
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