[バリスタ推薦]ハンドドリップに必要な器具を全て紹介!必要な金額はどのぐらい?
これから自宅でハンドドリップコーヒーを始めたいと思っても何を揃えればいいのか分からない方もいるのではないでしょうか?
また器具を揃えるのに結構なお金がかかるんじゃないかと漠然と不安に思っていますよね。
今回はそんなコーヒー初心者さんの疑問を解消したいと思います!
自分も初めは何を買ったらいいか分からずに後からあれも必要だった、これも必要だったといった経験がありました。
本当に大変だったのであなたにはできればそんな自分のような遠回りはして欲しくありません。
なので今回は現役バリスタでもある僕が最低限必要な器具と、今後あったらいいなと思うものをピックアップしたいと思います。
安心して下さい、今回記載する器具を揃えればそれだけで自宅で美味しいコーヒーを淹れることができるようになりますよ!
ハンドドリップコーヒー抽出に必要な器具一覧
これからコーヒーを始めようとする方が0から揃えるとなるとこれだけの器具が必要になります。
案外沢山の器具が必要だと思いましたよね(^-^;
でもこれから説明していきますがあなたのコーヒースタイルや予算に応じて必要なものを揃えていきましょう。意外と代用できたりするものもありますので。
それでは個別ごとに、また必要な最低金額も見ていきましょう!
絶対に必要な器具【重要度★★★】
コーヒードリッパー(¥500~)
コーヒー豆に直接お湯を注いでいく部分の器具になります。
基本的にドリッパーの形は台形型・円すい型の二種類ありそれぞれメリット・デメリットがあります。
ただ初めのうちは基本的に好きなものでも構いません。
まずは自分でやってみない事には始まらないですし見た目で決めるのも立派な正しい判断基準です。
ただどれを買っていいか分からない、決められないという方は僕のお勧めしている「ハリオv60」というドリッパーを買っておけばまず失敗はありません。
値段も素材により変わりますが500円~と安くて良いものになります。
ペーパーフィルター(¥300~)
コーヒードリッパーに装着する紙フィルターです。
これは購入したコーヒードリッパーの形・大きさに合ったものを使いましょう。
ドリッパーの形・大きさに合わないフィルターを装着すると正しく抽出できないので注意です。
今回は先ほど紹介した「ハリオv60/サイズ01」のペーパーフィルターのリンクを貼っておきますので迷った方は先ほどのドリッパーと一緒にこちらを参考にして下さい。
コーヒーサーバー(¥500~)
コーヒードリッパーから落ちてくるコーヒーを受け止めるポットの事ですね。
中にはそのままカップの上にドリッパーを置いて注ぐので必要ないという方もいると思うのですが、個人的にはお勧めしません。
これだと中が見えずに溢れてこぼしたりしてしまいます!
自分も何度も失敗してこのコーヒーサーバーの重要性を認識しました。
基本的には好きなものでokですが、目盛りが付いているものを買うと今後も便利です。
スケール(¥1000~)
コーヒー豆のグラムを量ったり、注ぐ湯量を調節するのに必要です。
やる度に使うコーヒー豆のグラムや注ぐ湯量が変わったらいつまで経っても狙った味の珈琲を抽出する事ができません。
普段料理をしない方は持っていないと思いますが、ここは美味いコーヒーの為と思って買ってしまいましょう!
こちらは1g単位ではなく0.1g単位で量れるものを買っておくといいです。
コーヒー用にキッチンタイマー機能が付いたスケールもありますが今回はスケール単体で紹介させてもらいます。
もし多少金額が高くなってもいいといった方はそうしたタイマー付きスケールを購入するのもお勧めします!
あった方が便利な器具(できればここまでは揃えたい)【重要度★★】
コーヒードリップポット・ケトル(¥2000,3000~)
やかんで沸かしたお湯でも注げるので【重要度★★】にしたのですが、ほぼ必須と言っていいほど重要です。
最近は電子ケトルでお湯を沸かしてそのまま注ぐのも主流になってきてますが、やかんで沸かしたお湯をコーヒードリップポットに移して温度を計ってというやり方が基本の手順になります。
沸騰したお湯を冷ます場所として必要、またボディから注ぎ口がウェーブしているものを買うと細かい湯量の調節がし易いのでお勧めです。
ただ値段が高いものが多いので、色々見て回って検討するのがいいと思います。
(自分も見た目で気に入ったものを一生ものだと思って思い切って買って、ずっと現役で使っています。)
最近は電子ケトルも良いものが多いのでこちらも金額を気にしないのであれば生活スタイルに合わせて検討してみて下さい。
キッチンタイマー(¥100~)
常に安定した抽出をするのには毎回時間を計る必要があります。
時計の秒針を見ればいいと言わずに、
100均でも手に入るし、ここはケチらず買いましょう!
(500円ぐらいするものを買っても耐久性はそんなに変わらずすぐ壊れるので個人的には100均のもので十分だと思います。)
温度計(¥1000~)
お湯の温度を管理するのに使用します。
一般的にコーヒーはお湯の温度が高いと雑味や苦みが多く抽出され、低いと酸味などが抽出されやすい性質があります。
なので好みによって抽出を始めるお湯の温度を変えていきます。(もっと酸味を感じたいなと思ったら今回よりお湯の温度を一度下げてみよう、など。)
もちろん料理に使う温度計でいいので、すぐに温度が表示されるデジタルのものを買いましょう。
少し値段高めですが自分の使っているものを貼っておきます。
もっと安いものもありますし、見た目と予算で選んでみて下さい。
後々でも大丈夫!でもできれば欲しい【重要度★】
コーヒーミル(¥3000~)
コーヒー豆を粉に削る器具になります。
こちらは手挽き・電動と種類があり値段もピンキリで購入に悩みます。ただ基本的に性能も値段に比例すると考えていい部分です。でもいきなり高いものを買ってしまうと失敗した時のダメージも大きいです。
なので初心者さんで、これが欲しい!と購入したいものが決まっている方以外は豆を買う時にお店で削ってもらうのがいいと思います。
ハンドドリップ用でと伝えるとお店の方がそれに合った細かさに挽いてくれます。使っているドリッパーのメーカーを伝えるともっと細かく対応してくれるお店もあるので伝えてみるといいかもしれません。
自分は電動コーヒーミル派ですが手挽きミルの良さもありますしそこはあなたのスタイルに合わせて決めていいと思います。
一応値段も安く、自分もずっと使ってきた電動ミルを貼っておきますので色々レビューなども参考にして検討してみて下さい。
まとめ
自分が一番初めにコーヒー器具一式を買った時は15000円ぐらいで揃えた気がします。
今回このブログを執筆するに当たって再度値段などを調べてみると、
コーヒードリッパー ¥500
ペーパーフィルター ¥300
コーヒーサーバー ¥500
スケール ¥1000
ドリップポット ¥2000
キッチンタイマー ¥100
温度計 ¥1000
コーヒーミル ¥3000
最安値で8400円付近で必要なコーヒー器具一式を揃えられるということが分かりました。
ただ安いものはやはりデザイン性に欠けていたり、使い勝手も悪かったりで正直お勧めできないものもあります。
なので自分が紹介した商品は最安値ではなくデザイン・実用性も加味した実際に使っていて満足できるものになっています。
それでも電動コーヒーミルを除くと一万円程度で十分始めることができます。
一番大事なのは実際に自分でやり始めてみることで、この記事がその参考になってくれていれば嬉しいです。
自分のお気に入りのグッズでコーヒーの香りを感じながら淹れる一杯は本当に格別なものになります。
是非あなたも生活の中にそうしたコーヒーの時間を取り入れてみて下さい。
Your Life with Good Coffee★norinocafeblog
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