コーヒードリッパーの素材で味は変わる?素材別の特徴や違いをバリスタが解説!
コーヒードリッパーを選ぶ際のポイントとして「どの素材」のドリッパーにするかをは重要なポイントです。
一般的に販売されているドリッパーの素材は大きく4種類あります。
- プラスチック
- 陶器
- 金属(ステンレス・銅など)
- シリコン
この中でどれが一番優れているというものではなく、それぞれ特色がありメリット・デメリットがあります。
今回はそうした素材別ドリッパーのメリット・デメリットを解説していきたいと思います。
またドリッパーの素材によって味への影響はあるのか?そして初心者にも扱い易いコーヒードリッパーの紹介もやっていきます。
どんなコーヒードリッパーを買おうか迷っている方はこの記事を読めば自分に合ったドリッパーを選べるようになるはずです。
目次
- プラスチック製コーヒードリッパー
- プラスチック製のメリット
- プラスチック製のデメリット
- 陶器製コーヒードリッパー
- 陶器製のメリット
- 陶器製のデメリット
- 金属(ステンレス・銅など)製コーヒードリッパー
- 金属製のメリット
- 金属製のデメリット
- シリコン製コーヒードリッパー
- シリコン製のメリット
- シリコン製のデメリット
- ドリッパーの素材によって味は変わるのか?
- 初心者にも扱い易いお勧めのコーヒードリッパー
プラスチック製コーヒードリッパー
まずはプラスチック製のコーヒードリッパーについてみていきたいと思います。
恐らく一番流通量が多くて使っている方も多いと思います。
プラスチック製のメリット
- 軽く、割れにくい
- お湯の流れが見えやすい
- 価格が安く沢山の種類の中から選ぶことができる
プラスチック製のメリットはこの三点になります。
中でも価格が安いというのが個人的には一番のメリットだと思っています。
気軽に色々な形のドリッパーを試すことができるし、もし失敗したとしてもダメージが少なくて済みます。
また耐久性が高く落としても割れないし、軽く扱いやすいというのもかなりポイントが高いです。
プラスチック製のデメリット
- 劣化が早い
- 傷が入りやすく、色も移り易い
プラスチック製のものは傷が入りやすく、また使用していくうちにコーヒーの色が移り易いのがデメリットです。
劣化も進みやすいので気になる方は定期的に買い直すことになるかもしれません。
陶器製コーヒードリッパー
続いて陶器製コーヒードリッパーのメリット・デメリットを見ていきます。
個人的にも好きな素材で陶器製のドリッパーは人気が高いです。
陶器製のメリット
- お洒落で重厚感がある
- 耐久性・保温性が高い
陶器製の一番の魅力はなんと言ってもお洒落という点になります。
デザイン的にも優れていて持っているだけでも嬉しいですし、使っていない時でもインテリアの一部として飾っておいてもgoodです!
また耐久性が高く、保温性にも優れています。
ただ保温性を活かす為にはコーヒーを淹れる前に一度湯通しするのがお勧めです。
陶器製のデメリット
- 重く、割れやすい
デメリットとしてはやはり割れやすいという点です。
ぶつけたりすると破損したりもするので扱いに注意する必要があります。
あと他の素材と比べて重いという点もデメリットになります。
金属(ステンレス・銅など)製コーヒードリッパー
あまり馴染がないかもしれませんが金属製コーヒードリッパーを使っている方も多いです。
取り扱っているお店は少ないかもしれませんが、もし見かけたら一度手に取ってみて欲しいです。
金属製のメリット
- 抽出中のお湯の温度を保ちやすい
- 劣化しにくく、耐久性が高い
金属製のメリットは熱伝導が高いので温度を保ちやすいという点です。
あと乱暴に扱ったとしても滅多なことでは壊れることがない安心です。
見た目も高級感があってクールな感じでカッコいいですよね。
劣化もしにくいので一つ持っていると長期間使うことができます。
金属製のデメリット
- 熱くなりやすい
- 値段が高い
デメリットとしては金属製になるので価格が高いという点です。
それと熱くなり易いのでコーヒーの抽出中や淹れ終わった後すぐに触ると火傷するので注意が必要です。
後は外気の影響を受けやすいので陶器製と同様、抽出前に一度湯通ししてドリッパーを温める必要があります。
シリコン製コーヒードリッパー
それでは最後にシリコン製のメリット・デメリットをみていきます。
あまり見かけないかもしれませんが、他の素材にはない特色があって活躍の場も多いです。
シリコン製のメリット
- 軽い
- 折りたためる
- 割れない
シリコン製はアウトドアなど、外でコーヒーを淹れたい時に大活躍します。
軽く、折りたためるのでリュックなどで持ち運びも簡単です。
外でコーヒーを淹れる機会の多い方は一つ持っていると非常に重宝するドリッパーです。
シリコン製のデメリット
- シリコン臭がする
シリコン製のデメリットを一つ挙げるならシリコン臭がする点です。
なので香りに敏感な方はそれだけで苦手かもしれません。
ドリッパーの素材によって味は変わるのか?
これまで素材別のメリット特徴を見てきましたが、それではドリッパーの素材によってコーヒーの味に影響はあるのでしょうか?
結論からいうとドリッパーの素材の違いによる味への影響はほとんどありません。
もちろん全く影響がない訳ではありませんが、普段私たちが飲むぶんにはそこまで気にするほどではないです。
なのでドリッパーの素材を選ぶ時のポイントは、
用途や見た目、値段などお気に入りの素材のものを選びましょう。
初心者にも扱い易いお勧めのコーヒードリッパー
それでは最後に初心者さんにもお勧めの自分も使っているドリッパーを紹介したいと思います。
まずは「ハリオv60」ドリッパーです。
v60ドリッパーは初心者から上級者の方まで使いやすいドリッパーなのでもし何を買うか決められない方はまずこちらで間違いないと思います。
自分はプラスチック製を使っていますが、価格も本当に安くてお勧めです。
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もう一点。
同じハリオの「ペガサスドリッパー」になります。
こちらは2023年に発売された新しいドリッパーですがこちらも使いやすくてお勧めです。
別記事にもレビューを書いていますので、もし気になる方は読んでみて下さい。
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