【バリスタ視点】どんなコーヒーが好きですか？と聞かれた時の答え方。

自分で働いているカフェのメニューだけじゃなく、

お勧めのカフェを聞かれた時にはまず相手の方がどんなコーヒーが好きなのかを知らない事にはおススメするのも難しいものがあります。

なのでこういった質問を質問で返す形になってしまうのですが、

すぐに自分の好みを伝えて頂ける方もいれば、自分の好みをどう伝えていいか中々言葉が出てこない方もいます。

あなたは「どんなコーヒーが好きですか？」と聞かれてすぐに答えられますか？

今回はバリスタ視点から、そうした時にどういった答えが欲しいのかをお話したいと思います。

難しく考えなくて大丈夫です。

こちらも専門的な答えを期待している訳ではなく、抽象的な、感覚的な感じでも伝えて貰えれば充分なんです。

いくつか解答例を挙げていくので参考にしてみて下さい。

酸味系が好きか苦手かを答える

自分が「どんなコーヒーが好きですか？」と聞く場合、一番知りたい情報はこれかもしれません。

コーヒーの味の表現を大きく二つに分けるとすると、

「苦いかすっぱいか」のこの二種類になります。

なのでまずは自分が濃い苦いコーヒーが好きなのか、酸味の感じられるコーヒーが好きなのかを伝えるといいと思います。

じゃないと自分の好みのコーヒーの真逆のコーヒーを勧められる可能性もありますからね(^-^;

伝え方は自由です。

「苦いコーヒーが好き」
「濃いコーヒーが好き」
「コーヒー感があった方が好き」

このような感じだと深煎り系のコーヒーが好きなのかと理解しますし、

「酸味系のコーヒーが好き」
「苦いコーヒーは苦手」
「軽く飲めるコーヒーが好き」

こんな感じだと浅煎りから中煎りぐらいのコーヒーを勧めようかなと思ったりします。

このようにまずは自分がどちらのコーヒーが好きなのかを伝えるだけでも十分100点の回答になります。

エスプレッソ？それともハンドドリップ？

先ほどの酸味系が好きか苦手かの答えだけでもお勧めは可能ですが、さらに何で飲みたいかを伝えて貰えるとさらに範囲を狭めてより好みに近いお勧めをする事ができます。

何で飲みたいか？

つまり「エスプレッソ」と「ドリップコーヒー」のどちらが好きかになります。

これは特に意識したことのない方だと、自分が好きなのがエスプレッソ系コーヒーなのかドリップコーヒーなのかも分からないと思います。

なのでもし分かるならば伝えるとよりGoodというレベルになります。

こちらも伝え方は自由です。

「エスプレッソは苦手でドリップコーヒーが好きなんですよね」
「ドリップよりエスプレッソ系が好きなんです」

この情報があるだけで、お勧めのカフェを聞かれた時に一気にお店が絞れてきます！

模範解答・まとめ

それでは上記の二つのポイントを踏まえた模範解答を見ていきましょう。

「エスプレッソ系で少し酸味のあるコーヒーが好きなんですよね」
「酸味系が苦手で濃いコーヒーが好きです」
「ドリップコーヒーが苦手でエスプレッソ系のお店がいいです」
「昔ながらの喫茶店みたいな濃い苦いコーヒーが好き」
「ハンドドリップでスペシャリティコーヒーのが飲みたい」

こうなってくるとどれも100点の回答で、

こういった答えがサッと出るようになるともうコーヒー玄人です！！

もちろんもっと突っ込んだ好みを伝えてもいいですが、そうなってくると逆にお互い構えたりしてきそうなので注意が必要です（笑）

なのでもし今まで「好きなコーヒーは？」と聞かれて困っていた方は、

「濃いめのコーヒーが好き」
「酸味のあるコーヒーが好き」

このどちらかだけでも伝えられるようにしておくといいと思います。

それだけでも自分たちはそこから話をしながらもっと好みを引き出したりお勧めも可能だったりしますので安心して下さい。

以上、今回は「コーヒーの好みの伝え方」についてでした。

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